翻訳と余禄

一トンの水

2019-12-19から1日間の記事一覧

■ 地下水脈の音

毎日毎日、かなしい。 なぜ何がかなしいのか分からないのだけれど、強いて考えてみると、生きていることがかなしい、としか言いようのない芯が胸のなかにある。からからに乾いた海綿のように、握ったらつぶれて肌を傷つけそうな、きれいなわけではないのに扱…